トレチノインとは?

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トレチノイン C20H28O2
トレチノイン(レチノイン酸)とは、ビタミンAの誘導体の一種で、表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。
個人差はありますが、トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるので、塗布後、数日で表皮の角質の激しい剥離が始まります。
そのときに、メラニン色素を外に出してしまいます(約2〜4週間)。これがトレチノインの特長です。
これを繰り返すことで、皮膚が徐々に生まれ変わり、ニキビやシミ、シワが改善されると言われています。
外用薬はレチノール(注1)の 約100倍の薬理作用を持つとされています。
もともとはニキビの治療薬として米国で処方されていたものですが、
強力な皮膚のターンオーバー促進作用があることがわかり、
シワやシミを改善するクリームに配合されるようになりました。
軟膏やクリームで処方され、市販品の濃度は 0.01%〜0.1%程度であり、皮膚科では
症状や体質に合わせて適切な濃度のものが処方されます。濃度が高いほど、クリームが黄味がかった色になります。
トレチノイン使用中は肌のバリア機能が低下するため、日中は高SPFのUVケアが必須ですし、体質によっては皮膚への刺激が強すぎて逆にシミを増やすこともあるので、皮膚科医師の指示を受けることが基本です。
「 トレチノイン」と「ハイドロキノン」の2つの成分を併用することで、より一層の美白効果が得られますが、「トレチノイン」の角質を取る治療をしているときには、
ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり、皮膚が少し赤くなったりすることがあります。
「トレチノイン」と「ハイドロキノン」を併用するときには、上記のようなリスクを減らすために必ず皮膚科医師の診断を受けることをお勧めします!
(注1)レチノール (C20H30O)
ビタミンA(Vitamin A) とは、レチノール (Retinol、ビタミンAアルコールとも呼ばれる)、
レチナール (Retinal、ビタミンAアルデヒドとも) 、レチノイン酸 (Retinoic Acid、ビタミンA酸とも)(これらをビタミンA1と呼ぶ)およびこれらの3-デヒドロ体(ビタミンA2と呼ぶ)と、その誘導体の総称で、ビタミンの中の脂溶性ビタミンに分類される。ヒト血液中のビタミンAはほとんどがレチノールである。
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